基本情報技術者試験(FE) 令和6年度 科目A|第4問 過去問解説「MTBF・MTTRと稼働率」

※本情報は解説作成時点のもので、閲覧時点では法改正等により情報が変更になっている場合がございます。あらかじめご理解いただければ幸いです。

正解は「D.80」です。
MTBFとMTTRを改善後の値に直し、稼働率=MTBF/(MTBF+MTTR)で計算すると80%になります。

この記事では、基本情報技術者試験(FE)試験(令和6年度)で出題された第4問「MTBF・MTTRと稼働率」について、試験対策の観点からわかりやすく解説します。

問題のポイント

稼働率=MTBF/(MTBF+MTTR)

まず、今年度の値を確認します。
MTBF=3,000時間、MTTR=1,000時間です。
翌年度はそれぞれ改善されます。

改善後の値を求める

MTBFの改善
3,000時間の20%分改善=3,000×0.20=600時間増加
翌年度MTBF=3,000+600=3,600時間

MTTRの改善
1,000時間の10%分改善=1,000×0.10=100時間短縮
翌年度MTTR=1,000−100=900時間

稼働率を計算する

稼働率=3,600/(3,600+900)

=3,600/4,500

=0.8

よって、翌年度の稼働率は80%です。

問われているポイント

この問題では、信頼性指標(MTBF・MTTR)と稼働率の関係を理解しているかが問われています。
改善率の意味(増加か減少か)を正しく読み取ることが重要です。

気を付けてほしい点(勘違いしやすいポイント)

  • MTBFは増えると稼働率が上がる
  • MTTRは減ると稼働率が上がる
  • 改善率は「今年度の○%分」で計算する

補足
改善後の値を先に求めてから公式に代入するのが確実です。

基本情報技術者試験(FE)試験での出題パターン

基本情報技術者試験(FE)試験では、信頼性計算(MTBF・MTTR・稼働率)は頻出分野です。
公式を暗記するだけでなく、意味も理解しておきましょう。

まとめ

  • 稼働率=MTBF/(MTBF+MTTR)
  • 翌年度の稼働率は80%
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