FP2級 2023年1月 実技試験|第10問 過去問解説 「実質利回りの計算」

※本情報は解説作成時点のもので、閲覧時点では法改正等により情報が変更になっている場合がございます。あらかじめご理解いただければ幸いです。

正解は「3.52」です。
実質利回りは、年間家賃収入から年間経費を差し引いた「年間純収益」を購入総額で割って求めます。

この記事では、FP2級実技試験(2023年1月)で出題された過去問の第10問「実質利回りの計算」について、試験対策の観点からわかりやすく解説します。

実質利回りの計算式

実質利回り(%)=(年間家賃収入-年間経費)÷購入価格×100

※購入価格は取得費用込みの総額を用います。

① 年間家賃収入

60,000円×12カ月=720,000円

② 年間経費

■管理費・修繕積立金等
10,000円×12=120,000円

■管理業務委託費
60,000円×5%=3,000円(月額)
3,000円×12=36,000円

■固定資産税・都市計画税
36,000円(年額)

年間経費合計=120,000+36,000+36,000=192,000円

③ 年間純収益

720,000-192,000=528,000円

④ 実質利回り

528,000÷15,000,000×100=3.52%

小数点以下第3位を四捨五入すると3.52となります。

気を付けてほしい点(勘違いしやすいポイント)

  • 購入費用は1,500万円(取得費込み)を使用する
  • 管理委託費は「家賃×5%」
  • 固定資産税は年額そのまま加算
  • 表面利回りと実質利回りを混同しない

補足
表面利回りは経費を差し引きませんが、本問は「実質利回り」なので経費控除後で計算します。

FP試験での出題パターン

不動産投資分野では、表面利回り・実質利回りの計算問題が頻出です。
「年間収入-年間経費」を確実に押さえれば得点できます。

まとめ

  • 年間家賃収入:720,000円
  • 年間経費:192,000円
  • 年間純収益:528,000円
  • 実質利回り:3.52
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