FP2級 2023年1月 実技試験|第11問 過去問解説 「生命保険の給付金計算」

※本情報は解説作成時点のもので、閲覧時点では法改正等により情報が変更になっている場合がございます。あらかじめご理解いただければ幸いです。

正解は「A:1506万円、B:300万円、C:390万円」です。
各保障の支払事由と保険金額を正確に整理し、重複支払の有無を確認することがポイントです。

この記事では、FP2級実技試験(2023年1月)第11問「生命保険の給付金計算」について、試験対策の観点からわかりやすく解説します。

(A)交通事故で死亡した場合

①利率変動型積立保険
災害死亡給付金=積立金額の1.5倍
4万円×1.5=6万円

②長期生活保障保険
120万円×10年=1,200万円

③普通定期保険
300万円

6+1,200+300=1,506万円

よって(A)=1,506万円

(B)リビング・ニーズ特約

請求できるのは「死亡保険金の範囲内(通算3,000万円換算)」。

本問では、利率変動型積立保険および長期生活保障保険は請求しないため、対象は普通定期保険300万円

したがって指定できる最大額は300万円

(C)がんで20日入院・手術1回

①医療保険(入院給付金)
1万円×20日=20万円

②医療保険(手術給付金)
がん所定手術=20万円+20万円=40万円

③生活習慣病保険
1万円×20日=20万円

④7大疾病一時金特約
300万円

20+40+20+300=390万円

よって(C)=390万円

気を付けてほしい点(勘違いしやすいポイント)

  • 災害死亡時は「積立金額の1.5倍」であり、死亡給付金と重複しない
  • リビング・ニーズは死亡保険金の範囲内
  • がんは生活習慣病・7大疾病の両方の対象

補足
各設問は独立しているため、(A)の支払後に保障が減額されることは考慮しません。

FP試験での出題パターン

生命保険分野では、「どの保障が支払対象になるか」を正確に拾い上げる力が重要です。
死亡・高度障害・入院・手術・特約の関係整理が得点のカギとなります。

まとめ

  • (A)1,506万円
  • (B)300万円
  • (C)390万円
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