※本情報は解説作成時点のもので、閲覧時点では法改正等により情報が変更になっている場合がございます。あらかじめご理解いただければ幸いです。
正解は「138日」です。
糖尿病による2回の入院は180日以内の再入院のため1入院とみなされ、1入院限度60日が適用されます。心疾患は3大疾病に該当するため支払日数は無制限となり、78日分が全額支払対象となります。よって、60日+78日=138日です。
この記事では、FP2級実技試験(2023年1月)で出題された第13問「医療保険の入院給付金日数」について、支払条件の整理と計算方法を試験対策の観点からわかりやすく解説します。
入院給付金の支払条件
1入院限度日数:60日
通算限度日数:1,095日
3大疾病(がん・心疾患・脳血管疾患):支払日数無制限
180日以内に同じ疾病で再入院:1入院とみなす
本問の入院状況の整理
- 糖尿病:36日間入院
- 心疾患:78日間入院
- 糖尿病:34日間入院(最初の糖尿病入院から180日以内)
糖尿病は同一疾病で180日以内の再入院に該当するため、36日+34日=70日として「1入院」とみなします。ただし、1入院限度は60日です。
支払対象日数の計算
①糖尿病:70日入院 → 1入院限度60日まで支払
②心疾患:3大疾病のため78日全額支払(無制限)
60日+78日=138日
気を付けてほしい点(勘違いしやすいポイント)
- 同一疾病かつ180日以内の再入院は日数を通算して1入院扱い
- 1入院限度日数と通算限度日数は別概念
- 3大疾病は「無制限」であり1入院限度の制限を受けない
補足
通算限度1,095日は長期的な累計制限であり、本問では問題となりません。
FP試験での出題パターン
医療保険分野では、「1入院限度」「通算限度」「再入院の取扱い」「3大疾病特則」の組合せが頻出です。
必ず①同一疾病か②期間要件③特則の有無の順で整理しましょう。
この知識が使われている問題
まとめ
- 糖尿病は180日以内の再入院のため1入院扱いで60日限度
- 心疾患は3大疾病で無制限
- 合計138日分が支払対象