※本情報は解説作成時点のもので、閲覧時点では法改正等により情報が変更になっている場合がございます。あらかじめご理解いただければ幸いです。
正解は「D.(ア)同時に行わなくてはなりません (イ)75 (ウ)0.7」です。
老齢年金の繰上げ請求は老齢基礎年金と老齢厚生年金を同時に行う必要があります。繰下げは75歳まで可能で、増額率は1カ月あたり0.7%です。
この記事では、FP2級実技試験(2023年1月)で出題された過去問の第39問「老齢年金の繰上げ・繰下げ」について、試験対策の観点からわかりやすく解説します。
繰上げ受給のポイント
減額率=0.4%×繰上げ月数
60歳から65歳になるまでの間に請求可能です。
繰上げ請求をすると、老齢基礎年金と老齢厚生年金は同時に行わなければなりません。
減額は一生涯続きます。
繰下げ受給のポイント
増額率=0.7%×繰下げ月数
繰下げは66歳から75歳になるまで可能です。
1カ月あたり0.7%増額され、最大で84%(120カ月×0.7%)増額となります。
繰下げの申し出は、老齢基礎年金と老齢厚生年金を別々に行うことができます。
気を付けてほしい点(勘違いしやすいポイント)
- 繰上げは0.4%、繰下げは0.7%
- 繰上げは同時請求、繰下げは別々に可能
- 繰下げ可能年齢は75歳まで(改正点)
補足
2022年4月の制度改正により、繰下げの上限年齢が75歳に引き上げられました。FP2級では改正点が頻繁に問われます。
FP試験での出題パターン
老齢年金の繰上げ・繰下げは頻出論点です。
「率」「年齢」「同時か別々か」の3点セットで整理して覚えましょう。
この知識が使われている問題
まとめ
- 繰上げは0.4%減額・同時請求
- 繰下げは75歳まで・0.7%増額
- 正解はD