FP2級 2024年5月 実技試験|第40問 過去問解説 「傷病手当金の支給額計算」

※本情報は解説作成時点のもので、閲覧時点では法改正等により情報が変更になっている場合がございます。あらかじめご理解いただければ幸いです。

正解は「C.43,900円」です。
傷病手当金は、支給開始日前12か月間の標準報酬月額の平均額を基に算定した標準報酬日額の3分の2相当額を、支給対象日数分支給する制度であり、本問の条件に基づく正しい計算結果は43,900円となります。

この記事では、FP2級実技試験(2024年5月)で出題された第40問「傷病手当金の支給額計算」について、試験対策の観点から制度と計算方法を整理して解説します。

傷病手当金の基本ルール

傷病手当金の1日当たりの支給額=支給開始日前12か月間の各標準報酬月額の平均額÷30×2/3

協会けんぽの傷病手当金は、業務外の傷病により労務不能となり、連続する3日間の待期完成後、4日目以降の休業日に対して支給されます。

問われているポイント

この問題では、「どの標準報酬月額を用いるか」「支給対象となる日数が何日か」「1日当たりの支給額の算定式を正しく使えているか」が問われています。

気を付けてほしい点(勘違いしやすいポイント)

  • 直近の標準報酬月額ではなく、支給開始日前12か月間の平均を用いる
  • 公休日であっても、労務不能かつ無給であれば支給対象日となる

補足
待期期間(連続する3日間)は支給対象にならず、4日目以降のみが支給対象となります。

計算の流れ(本問)

本問では、直近12か月の標準報酬月額の平均額を基に標準報酬日額を算出し、その3分の2相当額を1日当たりの支給額として、支給対象日数分を合計します。その結果、支給額は43,900円となります。

まとめ

  • 傷病手当金は標準報酬月額の12か月平均を基に計算する
  • 支給額は標準報酬日額の3分の2相当額
  • 正しい支給額は43,900円
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