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正解は「B.株価純資産倍率(PBR)で比較した場合、QX株式会社の株価は東京証券取引所市場第1部(東証1部)全銘柄の平均より割安である。」です。
PBRは株価を1株当たり純資産で割った指標で、1倍を下回る場合は理論上割安と判断されます。QX株式会社のPBRは0.66倍(910÷1,375)で、東証1部平均の1.33倍より低いため割安です。
この記事では、FP3級実技試験(2022年1月)で出題された第3問「株式投資指標の比較」について、試験対策の観点からわかりやすく解説します。
株式投資指標の計算
株式の投資指標は主に以下の3つです。
・PER(株価収益率)=株価 ÷ 1株当たり純利益
・PBR(株価純資産倍率)=株価 ÷ 1株当たり純資産
・配当利回り=1株当たり配当金 ÷ 株価 × 100%
今回のQX株式会社の場合、
PER=910 ÷ 45 ≒ 20.22倍
PBR=910 ÷ 1,375 ≒ 0.66倍
配当利回り=30 ÷ 910 ×100 ≒ 3.30%
問われているポイント
この問題では、PER・PBR・配当利回りの各指標を用いて、比較対象(指数や市場平均)とQX株式会社の株価が割安・割高かを判断できるかが問われています。特にPBRが1倍未満の場合の評価がポイントです。
気を付けてほしい点(勘違いしやすいポイント)
- PERが高い=割高、低い=割安とは限らず、業種平均や市場平均との比較が必要
- PBRは1倍を下回る場合、帳簿価値に対して割安と判断される
- 配当利回りは市場平均と比較して高い・低いを判断
補足
PERは利益ベース、PBRは資産ベースの評価、配当利回りはキャッシュフロー重視の評価です。それぞれの指標の意味を正確に理解することが重要です。
FP試験での出題パターン
FP3級・2級の実技試験では、株式投資指標の計算や市場平均との比較、割安・割高の判定に関する問題が頻出です。PER・PBR・配当利回りの計算と解釈を理解しておくことが重要です。
この知識が使われている問題
まとめ
- PBR=株価 ÷ 1株当たり純資産で1倍未満は割安
- PER=株価 ÷ 1株当たり純利益、配当利回り=1株配当 ÷ 株価 ×100%
- 市場平均と比較して、割安・割高を判断することが重要
この解説で理解すべき用語