FP3級 2022年1月 実技試験|第11問 過去問解説 「所得税における総所得金額の計算」

※本情報は解説作成時点のもので、閲覧時点では法改正等により情報が変更になっている場合がございます。あらかじめご理解いただければ幸いです。

正解は「A:210万円」です。
布施さんの2021年分の総所得金額は、給与所得控除や公的年金等控除を適用して計算します。

この記事では、FP3級実技試験(2022年1月)で出題された第11問「所得税における総所得金額の計算」について、わかりやすく解説します。

総所得金額の計算手順

1. アルバイト収入50万円に対する給与所得控除は、収入50万円以下の場合は最低55万円となります。
給与所得 = 50万円 – 55万円 = 0円(マイナスの場合は0円として扱う)
2. 老齢厚生年金320万円に対する公的年金等控除(65歳以上、330万円以下)は110万円
公的年金等所得 = 320万円 – 110万円 = 210万円
3. 総所得金額 = 給与所得0円 + 公的年金等所得210万円 = 210万円

問われているポイント

給与所得控除や公的年金等控除を適用する際の年齢区分や収入金額に応じた控除額を正しく把握できるかがポイントです。

気を付けてほしい点(勘違いしやすいポイント)

  • 給与所得控除額は収入金額が控除額以下の場合、給与所得は0円になる
  • 公的年金等控除は65歳以上か未満かで控除額が異なる
  • 総所得金額は各所得を合算して算出する

FP試験での出題パターン

FP3級実技試験では、給与所得控除・公的年金等控除を含む総所得金額の計算問題が定期的に出題されます。

まとめ

  • 給与所得控除と公的年金等控除を適用して、各所得の金額を正確に計算する
  • 合計して総所得金額を算出する
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