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正解は「C.空欄(ウ):831」です。
金融資産残高は、前年の金融資産残高に年間収支を加減し、さらに1%の運用利回りを反映して計算します。設問の数値条件に基づくと、(ウ)は831万円にはならないため不適切です。
この記事では、FP3級実技試験(2022年5月)で出題された過去問の第2問「キャッシュフロー表の空欄補充」について、試験対策の観点からわかりやすく解説します。
キャッシュフロー表の基本構造
年間収支=収入合計-支出合計
翌年金融資産残高=(前年金融資産残高+年間収支)×(1+運用利率)
キャッシュフロー表では、この2つの計算式を正確に当てはめることが重要です。
各空欄の考え方
(ア)基本生活費は1%ずつ増加するため、2021年224万円→2022年約226万円→2023年約228万円→2024年約231万円→2025年は約233万円となります。よって233は適切です。
(イ)2024年の年間収支は、収入640万円-支出594万円=46万円となり、46は適切です。
(ウ)2022年末の金融資産残高は、2021年末823万円に2022年の年間収支40万円を加えた863万円に対し、1%の運用を考慮して約872万円となります。したがって831万円は計算過程に合致せず不適切です。
気を付けてほしい点(勘違いしやすいポイント)
- 運用利率は「前年残高+年間収支」に対して乗じる
- 変動率1%は毎年複利で計算する
- 万円未満は四捨五入する
補足
キャッシュフロー表は足し算・引き算・掛け算のみですが、計算の順序を誤るとすべてずれてしまいます。式を書いてから計算する習慣をつけましょう。
FP試験での出題パターン
FP3級実技では、キャッシュフロー表の穴埋め計算が頻出です。
年間収支と金融資産残高の連動関係を正確に理解しているかが得点のポイントになります。
この知識が使われている問題
まとめ
- 年間収支=収入-支出
- 翌年金融資産残高=(前年残高+年間収支)×1.01
- (ウ)831万円は計算に合致せず不適切
この解説で理解すべき用語