FP3級 2022年5月 実技試験|第10問 過去問解説 「自動車保険の補償範囲」

※本情報は解説作成時点のもので、閲覧時点では法改正等により情報が変更になっている場合がございます。あらかじめご理解いただければ幸いです。

正解は「C.被保険自動車を運転中に、誤って自宅のブロック塀を損壊した場合のブロック塀の修理費用」です。
対物賠償保険は「他人の財物」に対する損害を補償するものであり、自宅のブロック塀(自己所有物)は補償対象外となります。

この記事では、FP3級実技試験(2022年5月)で出題された過去問の第10問「自動車保険の補償範囲」について、試験対策の観点からわかりやすく解説します。

自動車保険の主な補償内容

対人賠償=他人の身体への損害を補償/対物賠償=他人の財物への損害を補償/車両保険=自分の車の損害を補償

本問の契約内容は、車両保険(一般条件)100万円、対人賠償無制限、対物賠償無制限、人身傷害(搭乗中のみ)1億円、搭乗者傷害1,000万円です。

各選択肢の検討

①単独事故による車体の損傷
車両保険(一般条件)により補償対象。

②追突事故で相手が逃走し損害賠償が受けられない場合の治療費
人身傷害保険(搭乗中のみ担保)により補償対象。

③自宅のブロック塀の修理費用
対物賠償は「他人の財物」が対象であり、自宅は自己所有物のため補償対象外。

気を付けてほしい点(勘違いしやすいポイント)

  • 対物賠償は「他人の物」に限られる
  • 自己所有の建物や塀は対物賠償の対象外
  • 人身傷害保険は相手が無保険・ひき逃げでも補償される

補足
「他人かどうか」が重要な判断基準です。家族所有物や自己所有物は原則として対物賠償の対象になりません。

FP試験での出題パターン

FP3級では、自動車保険の各補償の違い(対人・対物・車両・人身傷害)を区別できるかが頻出です。
特に「誰の損害か」「何の損害か」を整理することが得点のポイントです。

まとめ

  • 対物賠償は他人の財物のみ補償
  • 自己所有のブロック塀は補償対象外
  • 正解はC
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