ITパスポート試験 マネジメント系 令和4年度|第9問 過去問解説 「インシデント管理」

※本情報は解説作成時点のもので、閲覧時点では法改正等により情報が変更になっている場合がございます。あらかじめご理解いただければ幸いです。

正解は「D.インシデントによって中断しているサービスを可能な限り迅速に回復する。」です。
インシデント管理の目的は,サービスをできるだけ早く通常状態に復旧させ,業務への影響を最小限に抑えることです。

この記事では、ITパスポート試験(令和4年度)で出題された過去問の第9問「インシデント管理」について、試験対策の観点からわかりやすく解説します。

インシデント管理とは

インシデント管理=サービスの早期復旧を目的とする活動

ITサービスマネジメントにおけるインシデント管理は,障害や問い合わせなどの事象(インシデント)が発生した際に,原因の深掘りよりもまずサービスの復旧を優先する活動です。業務への影響を最小限に抑えることが最大の目的です。

他の選択肢との違い

  • A:根本原因を分析し再発防止を図るのは「問題管理」の目的である。
  • B:変更を一元管理しリスクを低減するのは「変更管理」である。
  • C:構成情報を最新・正確に維持するのは「構成管理」である。

インシデント管理は「原因究明」ではなく,「迅速な復旧」が目的である点が重要です。

問われているポイント

この問題では,ITサービスマネジメントにおける各プロセスの役割の違いを理解しているかが問われています。
特に「インシデント管理」と「問題管理」の違いを整理しておきましょう。

気を付けてほしい点(勘違いしやすいポイント)

  • インシデント管理は応急対応・早期復旧が目的。
  • 再発防止は問題管理の役割である。

補足
ITパスポート試験では,ITILに基づくサービスマネジメントの各プロセスの違いが頻出です。

ITパスポート試験での出題パターン

マネジメント系では,インシデント管理・問題管理・変更管理などの定義問題が多く出題されます。
「目的は何か」で整理すると判断しやすくなります。

まとめ

  • インシデント管理の目的は迅速なサービス復旧
  • 原因究明や再発防止は問題管理の役割
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