ITパスポート試験 マネジメント系 令和7年度|第17問 過去問解説 「システム監査の独立性」

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正解は「A.会計システムの再構築に関与しないA社の管理部門のリーダー」です。
システム監査は、独立した立場の監査人が客観的に評価することが原則であり、当該プロジェクトに直接関与していない者が適切です。

この記事では、ITパスポート試験(令和7年度)で出題された過去問の第17問「システム監査の独立性」について、試験対策の観点からわかりやすく解説します。

システム監査における独立性

システム監査=独立した立場で客観的に評価する活動

システム監査では、監査対象から独立した立場の者が、手続や内部統制が適切に機能しているかを検証します。自ら関与している業務を自ら監査することは、客観性が損なわれるため不適切です。

他の選択肢との違い

  • B:A社のプロジェクトマネージャーは当事者であり独立性がない
  • C:B社の開発リーダーは成果物作成側であり監査対象そのもの
  • D:B社の品質管理責任者も受託側であり客観性に欠ける

したがって、プロジェクトに関与しないA社内部の管理部門リーダーが最も適切です。

問われているポイント

この問題では、システム監査の基本原則である「独立性」と「客観性」の理解が問われています。
監査人は、監査対象業務から独立していなければなりません。

気を付けてほしい点(勘違いしやすいポイント)

  • 品質管理担当者と監査人は役割が異なる
  • 発注側であっても、当事者は監査人になれない

補足
ITパスポート試験では、「内部統制」「監査」「ガバナンス」など、組織的統制に関する用語の違いが頻繁に問われます。

ITパスポート試験での出題パターン

マネジメント系では、プロジェクト管理や内部統制、監査の基本原則が繰り返し出題されます。
特に「誰が実施するのが適切か」という独立性の観点は重要論点です。

まとめ

  • システム監査は独立性が最重要
  • 当事者は監査人になれない
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