ITパスポート試験 テクノロジ系 令和4年度|第15問 過去問解説 「サイバーキルチェーン」

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正解は「A.情報システムへの攻撃段階を,偵察、攻撃、目的の実行などの複数のフェーズに分けてモデル化したもの」です。
サイバーキルチェーンは、サイバー攻撃を段階ごとに可視化して防御策を検討するためのモデルです。

この記事では、ITパスポート試験(令和4年度)で出題された過去問の第15問「サイバーキルチェーン」について、試験対策の観点からわかりやすく解説します。

サイバーキルチェーンの概要

サイバーキルチェーン=攻撃を複数フェーズに分けてモデル化した手法

サイバーキルチェーンは、攻撃者が標的に対して行う一連の攻撃活動を、偵察(Reconnaissance)、侵入(Weaponization / Delivery)、攻撃(Exploitation / Installation)、目的の実行(Command & Control / Actions on Objectives)などの段階に分けて整理したモデルです。防御側は各段階での対策を検討できます。

他の選択肢との違い

  • 複数のネットワーク機器を数珠つなぎ:ネットワーク接続方式の説明であり、キルチェーンとは無関係
  • ブロックチェーン:取引記録の分散管理技術の説明であり、サイバー攻撃モデルではない
  • チェーンメール:迷惑メールの仕組みであり、キルチェーンとは異なる

したがって、サイバーキルチェーンとして正しい説明は「情報システムへの攻撃段階を複数フェーズに分けてモデル化したもの」です。

問われているポイント

この問題では、サイバー攻撃の段階的モデルを理解し、攻撃や防御のフェーズを正しく認識できるかが問われています。
防御策を段階ごとに検討する考え方を押さえましょう。

気を付けてほしい点(勘違いしやすいポイント)

  • サイバーキルチェーンは攻撃の流れをモデル化する概念であり、ネットワーク接続方式やブロックチェーンとは無関係
  • チェーンメールとは異なる概念である

補足
ITパスポート試験では、サイバー攻撃や情報セキュリティの基礎知識として、攻撃モデルを理解しているかが問われる傾向があります。

ITパスポート試験での出題パターン

テクノロジ系では、サイバー攻撃の段階モデルや防御策の考え方に関する問題が出題されます。

まとめ

  • サイバーキルチェーンは攻撃段階を複数フェーズに分けて整理したモデル
  • 各段階で防御策を検討することが可能
  • ネットワーク接続方式やブロックチェーン、チェーンメールとは異なる概念
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