ITパスポート試験 テクノロジ系 令和4年度|第23問 過去問解説 「トランザクション処理のACID特性」

※本情報は解説作成時点のもので、閲覧時点では法改正等により情報が変更になっている場合がございます。あらかじめご理解いただければ幸いです。

正解は「B.データの更新時に,一連の処理が全て実行されるか、全く実行されないように制することによって,原子性を保証することができる。」です。
ACID特性は、トランザクション処理の信頼性を保証する基本概念で、原子性(Atomicity)もその一つです。

この記事では、ITパスポート試験(令和4年度)で出題された過去問の第23問「トランザクション処理のACID特性」について、試験対策の観点からわかりやすく解説します。

ACID特性の概要

ACID=Atomicity(原子性)、Consistency(一貫性)、Isolation(独立性)、Durability(永続性)

・Atomicity(原子性):トランザクション内の処理はすべて実行されるか、全く実行されないかのいずれか
・Consistency(一貫性):処理後もデータは整合性を保つ
・Isolation(独立性):複数トランザクションが同時実行されても互いに影響しない
・Durability(永続性):トランザクション完了後はデータが永続的に保存される

他の選択肢との違い

  • 選択肢A:素引き(インデックス)は検索速度向上の手法でありACID特性とは無関係
  • 選択肢C:データ複製による可用性向上は信頼性の一部だがACIDの直接の特性ではない
  • 選択肢D:正規化はデータの整合性を保つ設計手法であり、ACIDの説明ではない

トランザクション処理の信頼性を理解するには、ACIDの各特性を正しく区別することが重要です。

問われているポイント

この問題では、トランザクション処理における原子性の概念を理解しているかが問われています。処理の途中でエラーが発生した場合も、全体が実行されるか全く実行されないかを保証することが原子性です。

気を付けてほしい点(勘違いしやすいポイント)

  • 原子性=全て実行されるか全く実行されないかで、部分的実行は認められない
  • ACIDの他の特性(整合性、独立性、永続性)と混同しない

補足
ITパスポート試験では、トランザクション処理の基本概念や各特性の意味を理解しているかが問われる傾向があります。

ITパスポート試験での出題パターン

テクノロジ系では、ACID特性やトランザクション処理の原則を問う問題が出題されます。

まとめ

  • ACID特性はトランザクション処理の信頼性を保証する基本概念
  • Atomicity(原子性)は、処理が全て実行されるか、全く実行されないかを保証する
  • 他の特性や手法と混同しないよう注意する
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