ITパスポート試験 テクノロジ系 令和7年度|第39問 過去問解説 「並列システムの稼働率」

※本情報は解説作成時点のもので、閲覧時点では法改正等により情報が変更になっている場合がございます。あらかじめご理解いただければ幸いです。

正解は「B.3」です。
並列システムの稼働率は「1 −(全ての装置が停止する確率)」で求めます。稼働率0.9の装置をn台並列にした場合のシステム稼働率は 1 − (0.1)n となります。

この記事では、ITパスポート試験(令和7年度)で出題された過去問の第39問「並列システムの稼働率」について、試験対策の観点からわかりやすく解説します。

並列システムの稼働率の考え方

並列システムの稼働率=1 −(全台停止する確率)

1台の装置の稼働率が0.9であれば、停止する確率は0.1です。
並列システムでは「少なくとも1台動いていればよい」ため、全ての装置が停止する確率を求めて、それを1から引きます。

計算手順

n台で構成した場合の停止確率は (0.1)n です。
システム稼働率は次のとおりです。

1 − (0.1)n

  • n=2:1 − 0.01 = 0.99
  • n=3:1 − 0.001 = 0.999
  • n=4:1 − 0.0001 = 0.9999

目標は0.999以上なので、n=3で条件を満たします。

他の選択肢との比較

  • 2台:0.99で不足
  • 3台:0.999で条件達成
  • 4台・5台:条件は満たすが「最低台数」ではない

問題文では「最低何台」と問われている点が重要です。

問われているポイント

この問題では、信頼性計算の基本公式を理解しているかが問われています。
直列と並列で計算式が異なる点を正確に区別できることが重要です。

気を付けてほしい点(勘違いしやすいポイント)

  • 並列は「足し算」ではなく補集合で考える
  • 最低台数を問われていることを見落とさない
  • 直列システムの式と混同しない

補足
直列システムの場合は、各装置の稼働率を掛け算します。試験では並列と直列の違いが頻出です。

ITパスポート試験での出題パターン

テクノロジ系では、システムの信頼性計算や稼働率の計算問題が定番です。
指数計算の形で出題されることが多いため、公式を暗記しておきましょう。

まとめ

  • 並列システムの稼働率=1 −(全台停止確率)
  • 停止確率は(1 − 稼働率)n
  • 本問では3台で0.999を達成
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