社会保険労務士試験 第56回(令和6年) 択一式|問4 過去問解説 「労働関係法規」

※本情報は解説作成時点のもので、閲覧時点では法改正等により情報が変更になっている場合がございます。あらかじめご理解いただければ幸いです。

正解は「E:(エとオ)」です。
選択肢エ・オに関する記述が労働関係法規に照らして誤りであるため、この組合せが正解となります。

この記事では、社会保険労務士試験(令和6年・第56回)で出題された択一式 問4「労働関係法規」について、試験対策の観点からわかりやすく解説します。

各選択肢のポイント

  • ア:職業安定法に基づく募集情報の提供は、正確かつ最新の内容でなければならず、この記述は正しい。
  • イ:最低賃金法8条により、使用者は最低賃金の概要を掲示又は周知させる措置をとる必要があり、この記述は正しい。
  • ウ:障害者の採用選考等において、能力・適性の判断や合理的配慮を行うことは差別に該当せず、障害者雇用促進法に違反しないため、この記述は正しい。
  • エ:短時間労働者に通常労働者と同一の目標を課し達成できなければ支給しないことは、パートタイム・有期雇用労働法上不適切であり、誤り。
  • オ:労働施策総合推進法第9条の均等機会付与の趣旨を誤解しており、年齢や能力に応じた配慮が必要な場合があるため、この記述も誤り。

問われているポイント

この問題では、職業安定法・最低賃金法・障害者雇用促進法・労働施策総合推進法・パートタイム・有期雇用労働法の理解が問われています。法文に基づき、正しい記述と誤った記述を判別する力が重要です。

気を付けてほしい点(勘違いしやすいポイント)

  • 短時間労働者に通常労働者と同等の目標を課す場合の取扱いに注意
  • 均等機会付与は年齢や能力に応じた適切な配慮が前提である点を理解する
  • 法令の条文趣旨と適用範囲を正確に押さえる

補足
社労士試験では、複数法令にまたがる正誤判定問題が出題されます。各法の条文趣旨と具体的適用例を整理して覚えることが得点につながります。

社会保険労務士試験での出題パターン

労働関係法規分野では、法令の趣旨理解、短時間労働者・障害者・均等機会の適用などが繰り返し問われます。複数の法令を比較し、正誤を判断する力が重要です。

まとめ

  • 選択肢エ・オは法令趣旨に反する誤りである
  • 短時間労働者への目標設定や均等機会付与の取扱いを正しく理解すること
  • 複数法令をまたがる正誤判定問題では条文の趣旨を整理して覚えることが得点につながる
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