※本情報は解説作成時点のもので、閲覧時点では法改正等により情報が変更になっている場合がございます。あらかじめご理解いただければ幸いです。
正解は「10,265」です。
国内公募追加型株式投資信託の個別元本は、同一販売会社で購入した口数について、購入価額を加重平均して計算します。収益分配金は個別元本に影響しません。
この記事では、FP1級実技試験(2024年9月)で出題された第11問「投資信託の個別元本の計算」について、試験対策の観点からわかりやすく解説します。
投資信託の個別元本の基本
個別元本=(取得価額の合計)÷(総口数)
同一販売会社で購入した国内公募追加型株式投資信託は、取得時期が異なっても取得価額を加重平均して個別元本を算出します。
問われているポイント
この問題では、「個別元本は分配金によって変動しないこと」と「同一販売会社での取得分を通算して加重平均する点」を正しく理解できているかが問われています。
気を付けてほしい点(勘違いしやすいポイント)
- 収益分配金の支払いは個別元本に影響しない
- 基準価格の分配金落ちは計算に用いない
- 同一販売会社での取得分は合算する
補足
個別元本は譲渡益課税や解約時の損益計算の基礎となるため、正確な計算が求められます。
計算の流れ
(10,550円×50万口+10,370円×150万口+10,250円×200万口)÷(400万口)
=41,060,000,000円÷4,000,000口=10,265
FP試験での出題パターン
FP1級では、投資信託の分配金と個別元本の関係を問う計算問題が頻出です。分配金を計算に入れてしまうミスに注意が必要です。
この知識が使われている問題
まとめ
- 個別元本は取得価額の加重平均で算出
- 収益分配金は個別元本に影響しない
- 本問の個別元本は10,265