FP2級 2023年5月 実技試験|第12問 過去問解説 「生命保険加入時の給付金計算」
※本情報は解説作成時点のもので、閲覧時点では法改正等により情報が変更になっている場合がございます。
あらかじめご理解いただければ幸いです。
正解は「A.29万円、B.152万円、C.262万円」です。
各給付金は、入院給付金・手術給付金・5疾病就業不能特約・がん診断特約・先進医療特約・通院特約の内容に基づき計算されます。計算ミスを避けるために、倍率や支払限度、支払日数を正確に押さえることが重要です。
この記事では、FP2級実技試験(2023年5月)で出題された第12問「生命保険加入時の給付金計算」について、試験対策の観点からわかりやすく解説します。
給付金の計算ポイント
各給付金は次のように計算します。
・入院給付金=日額×入院日数
・手術給付金=日額×倍率
・5疾病就業不能給付金=所定の条件を満たせば定額支給
・がん診断給付金=初回診断時に定額支給
・先進医療給付金=技術料全額支給
・通院給付金=日額×通院日数(支払限度内)
問われているポイント
この問題では、各給付金の種類・支払条件・支払限度・給付倍率を正確に理解して計算できるかが問われています。
気を付けてほしい点(勘違いしやすいポイント)
- 手術給付金の倍率を正しく掛けること
- 5疾病就業不能特約やがん診断特約の支払条件を確認すること
- 通院給付金は入院給付金の対象入院に限られること
- 死亡時給付金がある場合とない場合を区別すること
補足
支払対象や支払限度、日額や倍率を誤ると合計金額が大きく変わるため注意が必要です。
各ケースの給付金計算例
◆A:交通事故による入院9日+手術(倍率20倍)
入院給付金:1万円×9日=9万円
手術給付金:1万円×20倍=20万円
合計=29万円
◆B:急性心筋梗塞入院31日+手術(倍率10倍)+先進医療技術料5万円+通院10日+5疾病就業不能特約100万円
入院給付金:1万円×31日=31万円
手術給付金:1万円×10倍=10万円
先進医療:5万円
通院給付金:6,000円×10日=6万円
5疾病就業不能給付金:100万円
合計=152万円
◆C:初めて悪性新生物診断+入院22日+手術(倍率40倍)+5疾病就業不能特約100万円
入院給付金:1万円×22日=22万円
手術給付金:1万円×40倍=40万円
がん診断給付金:100万円
5疾病就業不能給付金:100万円
合計=262万円
この知識が使われている問題
まとめ
- 給付金は入院日数、手術倍率、特約条件を正確に把握して計算する
- 5疾病就業不能特約やがん診断特約の支払条件を理解する
- 通院・先進医療特約の対象範囲や限度日数を確認する