FP2級 2023年9月 学科試験|第1問 過去問解説 「FPの顧客に対する行為の適否」
※本情報は解説作成時点のもので、閲覧時点では法改正等により情報が変更になっている場合がございます。
あらかじめご理解いただければ幸いです。
正解は「A.金融商品取引業の登録を受けていないFPのAさんは、顧客と資産運用に関する投資顧問契約を締結したうえで、値上がりが期待できる株式の個別銘柄の購入を勧めた。」です。
金融商品取引業の登録を受けていないFPが特定の株式購入を勧める行為は、投資助言業の無登録営業に該当し不適切です。制度説明や一般的な投資情報の提供は可能ですが、個別銘柄の助言や契約締結は有資格者でなければ行えません。
この記事では、FP2級学科試験(2023年9月)で出題された過去問の第1問「FPの顧客に対する行為の適否」について、試験対策の観点からわかりやすく解説します。
FPの法的行為の範囲
金融商品取引業・弁護士・税理士・生命保険募集人など、各専門資格者の範囲外の業務をFPが行う場合は法令違反となる可能性がある点が重要です。
問われているポイント
この問題では、「FPが有資格者でなければ行えない投資助言や契約締結を行った場合が不適切である」という点が正しいかどうかが問われています。
気を付けてほしい点(勘違いしやすいポイント)
- 一般的な資産運用の相談や投資情報の提供はFPでも可能
- 特定銘柄の購入助言や契約締結は有資格者でなければ違法になる
補足
ライフプランに基づく投資方針の説明は問題ありませんが、個別株や投資契約に関する具体的助言は金融商品取引法上の規制対象です。
FP試験での出題パターン
FP2級・3級では、FPが行える業務範囲と行えない業務の識別に関する問題が毎回出題されます。
特に金融商品取引・社会保険・税務に関する資格者法の知識は必須です。
この知識が使われている問題
まとめ
- FPが行える業務は資格者の範囲外で特定の株式助言や契約締結を行うことは違法
- 一般的な制度説明や投資情報の提供はFPでも可能