FP2級 2023年9月 実技試験|第19問 過去問解説 「相続税の課税価格の合計額」
※本情報は解説作成時点のもので、閲覧時点では法改正等により情報が変更になっている場合がございます。
あらかじめご理解いただければ幸いです。
正解は「A.7,600万円」です。
相続税の課税価格の合計額は、取得財産の評価額から小規模宅地特例・生命保険の非課税限度額・債務・葬式費用を控除して算出します。
この記事では、FP2級実技試験(2023年9月)で出題された過去問の第19問「相続税の課税価格の合計額」について、試験対策の観点からわかりやすく解説します。
課税価格の計算手順
① 土地:小規模宅地等の特例適用後 = **1,000万円**
② 建物:評価額 = **300万円**
③ 現預金:評価額 = **5,000万円**
④ 死亡保険金:受取額3,000万円 − 非課税限度額(500万円×法定相続人3人=1,500万円)= **1,500万円**
⑤ 債務・葬式費用控除 = 200万円
⑥ 合計課税価格 = 1,000+300+5,000+1,500 − 200 = **7,600万円**
問われているポイント
この問題では、「相続税の課税価格の計算手順」を正しく理解しているかが問われています。特に、
* 小規模宅地等の特例
* 生命保険の非課税限度額
* 債務・葬式費用の控除
を順番に適用することがポイントです。
気を付けてほしい点(勘違いしやすいポイント)
- 小規模宅地等の特例適用後の評価額を使用する
- 生命保険金の非課税限度額は「500万円×法定相続人の数」
- 債務や葬式費用も控除対象であることを忘れない
FP試験での出題パターン
FP2級・3級では、相続税の課税価格の計算問題が毎回出題されます。土地評価額の特例や生命保険非課税、債務控除の理解が重要です。
この知識が使われている問題
まとめ
- 課税価格は取得財産評価額の合計から小規模宅地特例・生命保険非課税・債務・葬式費用を控除して算出
- 土地・建物・現預金・保険金の順で計算
- 法定相続人の数による生命保険非課税額の判定を忘れない