FP2級 2024年1月 実技試験|第39問 過去問解説 「在職老齢年金の支給調整」
※本情報は解説作成時点のもので、閲覧時点では法改正等により情報が変更になっている場合がございます。
あらかじめご理解いただければ幸いです。
正解は「B.660,000円」です。
在職老齢年金は、老齢厚生年金の基本月額と総報酬月額相当額をもとに支給停止額を計算し、支給調整後の受給額を算出します。FPは在職老齢年金の計算ルールを正確に理解することが重要です。
この記事では、FP2級実技試験(2024年1月)で出題された第39問「在職老齢年金の支給調整」について、試験対策の観点からわかりやすく解説します。
在職老齢年金の計算手順
・基本月額=老齢厚生年金(報酬比例部分)÷12=120万円÷12=10万円
・総報酬月額相当額=標準報酬月額+(直近1年間の標準賞与÷12)=38万円+(108万円÷12)=38万円+9万円=47万円
・支給停止額=(基本月額+総報酬月額相当額-48万円)×1/2=(10万+47万-48万)×1/2=9.5万円÷月
・支給調整後の老齢厚生年金=(基本月額-支給停止額)×12=(10万-9.5万)×12=0.5万×12=6万円→年額660,000円
問われているポイント
この問題では、在職中の老齢厚生年金支給額を正確に計算できるかが問われています。
ポイントは基本月額、総報酬月額相当額、支給停止額の順序で計算することです。
気を付けてほしい点(勘違いしやすいポイント)
- 総報酬月額相当額に賞与の年間合計÷12を加えることを忘れない
- 支給停止額計算式は(基本月額+総報酬月額-48万)×1/2
- 計算結果を年額に換算することを忘れない
補足
FPは在職老齢年金を理解して、ライフプラン設計や老後資金計画に正確に反映させることが重要です。
FP試験での出題パターン
FP2級・3級では、在職中の老齢年金支給額の調整計算問題が定期的に出題されます。給与・賞与データをもとに計算することが必須です。
この知識が使われている問題
まとめ
- 支給停止額=(基本月額+総報酬月額相当額-48万円)×1/2
- 支給調整後の老齢厚生年金=(基本月額-支給停止額)×12
- 今回の年額受給額は660,000円