【FP2級 2025年1月 実技試験】第3問の解説
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あらかじめご理解いただければ幸いです。
正解は「B(81,295円)」です。
PAファンドの一部解約による譲渡所得は、取得価額と譲渡収入金額を正確に計算し、信託財産留保額を差し引くことで求められます。
この記事では、FP2級実技試験(2025年1月)第3問「国内公募追加型株式投資信託の譲渡所得計算」について、試験対策の観点からわかりやすく解説します。
取得価額の計算
購入時基準価格 × 口数 + 購入時手数料(消費税含む)で取得価額を求めます。
取得価額合計:895,000円+19,332円=914,332円
一部解約分(50万口)の取得価額:914,332円×1/2=457,166円
譲渡収入金額の計算
解約口数 × 解約時基準価格から信託財産留保額を差し引きます。
解約価額:10,780円×50=539,000円
信託財産留保額:539,000円×0.1%=539円
譲渡収入金額:539,000円-539円=538,461円
譲渡所得の計算
譲渡所得=譲渡収入金額-取得価額
538,461円-457,166円=81,295円
気を付けてほしい点(勘違いしやすいポイント)
- 購入時手数料には消費税を加算すること
- 一部解約の場合は取得価額も比例配分する
- 信託財産留保額は譲渡収入金額から差し引く
- 端数は円未満切捨てで計算する
FP試験での出題パターン
FP2級・3級では、投資信託や株式の譲渡所得計算に関する問題が毎回出題されます。取得価額、解約価額、信託財産留保額の処理を正確に行うことが重要です。
この知識が使われている問題
まとめ
- 取得価額は購入金額+手数料(消費税含む)で計算
- 一部解約の場合は取得価額を比例配分
- 譲渡収入金額は解約価額-信託財産留保額
- 譲渡所得=譲渡収入金額-取得価額、端数は切捨て