【FP2級 2025年5月 学科試験】第21問の解説

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正解は「B.米国が政策金利を引き上げることにより、日本と米国との金利差が拡大することは、一般に、円高・米ドル安の要因となる。」です。
実際には、米国の政策金利引き上げにより日米金利差が拡大すると、投資資金は利回りの高い米ドルに流れるため、円安・米ドル高となるのが一般的です。

この記事では、FP2級学科試験(2025年5月)で出題された第21問「為替相場の変動要因」について、試験対策の観点からわかりやすく解説します。

為替相場に影響を与える主な要因

為替相場の変動に影響する主な要因:

  • 金利差:高金利通貨に資金が流入 → 高金利通貨高・低金利通貨安
  • 物価差:相対的に物価が高い国の通貨は価値が下がる傾向(円安要因)
  • 貿易収支:貿易黒字の拡大は通貨高の要因、赤字の拡大は通貨安の要因
  • 購買力平価:同一財の価格差から理論的な為替レートを算定

問われているポイント

この問題では、「米国金利引き上げによる日米金利差拡大が円高・ドル安の要因になる」という記述が誤りであるかどうかが問われています。実際には、金利差拡大は円安・ドル高の要因となります。

気を付けてほしい点(勘違いしやすいポイント)

  • 高金利通貨は投資資金が流入 → 通貨高
  • 金利差が拡大すると、低金利通貨は売られる傾向 → 円安要因
  • 物価上昇や貿易収支も為替に影響するが、金利差の影響は特に短期的に大きい

FP試験での出題パターン

為替相場の変動要因は、FP2級学科試験の「外国為替・国際金融」分野で毎回出題されます。
金利差・物価差・貿易収支・購買力平価の4つの視点を整理して覚えておくことが重要です。

まとめ

  • 金利差拡大は高金利通貨高・低金利通貨安の要因
  • 物価上昇は通貨安、貿易黒字は通貨高の要因
  • 購買力平価は理論上の為替レートの目安
  • FP試験では短期・長期の影響を整理して理解することが大切
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