FP3級 2022年9月 実技試験|第2問 過去問解説 「キャッシュフロー表の穴埋め計算」
※本情報は解説作成時点のもので、閲覧時点では法改正等により情報が変更になっている場合がございます。
あらかじめご理解いただければ幸いです。
正解は「B.(ア)411 (イ)1,051」です。
キャッシュフロー表では、「前年末金融資産残高×(1+運用利率)+年間収支=当年末金融資産残高」という計算関係を正確に押さえることが重要です。なお、計算過程では端数処理を行わず、最終結果のみ万円未満を四捨五入します。
この記事では、FP3級実技試験(2022年9月)で出題された過去問の第2問「キャッシュフロー表の穴埋め計算」について、試験対策の観点からわかりやすく解説します。
Contents
キャッシュフロー表の基本構造
前年末金融資産残高×1.01+年間収支=当年末金融資産残高
と、
給与合計-支出合計=年間収支
の2つの式を使います。収入・支出の変動率にも注意が必要です。
(ア)の求め方(基本生活費)
基本生活費は変動率2%で毎年増加します。
2022年は380万円なので、2026年は次の計算となります。
380×1.02×1.02×1.02×1.02=約411万円
よって、(ア)は411となります。
(イ)の求め方(金融資産残高)
2023年末の金融資産残高は865万円です。2024年の年間収支は177万円なので、
865×1.01+177=1,050.65
万円未満を四捨五入して1,051万円となります。よって、(イ)は1,051です。
気を付けてほしい点(勘違いしやすいポイント)
- 途中計算で四捨五入しないこと
- 金融資産は「前年残高に利率を掛けてから年間収支を加算」すること
補足
キャッシュフロー表問題では、利率計算の順序と増減の符号(黒字・赤字)を正確に扱えるかが得点の分かれ目になります。
FP試験での出題パターン
FP3級実技では、教育費の発生や一時的支出の有無を絡めたキャッシュフロー計算が頻出です。
「収入→支出→年間収支→金融資産残高」の流れを機械的に処理できるようにしておきましょう。
この知識が使われている問題
まとめ
- 基本生活費は変動率を累乗で計算する
- 金融資産残高は「前年残高×1.01+年間収支」で求める