FP3級 2023年1月 実技試験|第5問 過去問解説 「株式投資指標の比較」
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あらかじめご理解いただければ幸いです。
正解は「C.配当利回り(単純平均)で比較した場合、TX株式会社の配当利回りは東証グロース全銘柄の平均(予想ベース)より高い。」です。
TX株式会社の配当利回り65円÷株価1,900円=約3.42%となり、東証グロース全銘柄の平均0.33%(予想ベース)より高く、配当利回りで見ると割高となります。PERやPBRでは割安・割高の判断が必要ですが、本問では配当利回りでの比較がポイントです。
この記事では、FP3級実技試験(2023年1月)で出題された過去問の第5問「株式投資指標の比較」について、試験対策の観点からわかりやすく解説します。
株価指標の基本
PER(株価収益率)=株価 ÷ 1株当たり純利益(EPS)
PBR(株価純資産倍率)=株価 ÷ 1株当たり純資産(BPS)
配当利回り=1株当たり年間配当金 ÷ 株価
これらの指標は、株価の割安・割高を判断するための基本的な指標です。PERは利益に対する株価、PBRは資産に対する株価、配当利回りは配当金に対する株価の割合を示します。
問われているポイント
TX株式会社の各指標を市場平均と比較することで、どの指標で割安・割高かを判断する問題です。特に本問では「配当利回り」に注目し、東証グロース全銘柄平均と比較して高いか低いかを判断する点が重要です。
気を付けてほしい点(勘違いしやすいポイント)
- PERが低いから必ず割安とは限らない(利益水準や将来予想も考慮)
- PBRが1倍以下だから割安とは限らない(資産内容や業績も考慮)
- 配当利回りは株価や配当水準によって変化するため、平均との比較が重要
補足
本問では配当利回りの単純平均による比較が正解となります。PERやPBRも理解しておくと他問対策になります。
FP試験での出題パターン
FP3級・2級では、株式投資指標(PER・PBR・配当利回り)の計算・比較に関する問題が毎回出題されます。指標の意味と計算方法の理解が必須です。
この知識が使われている問題
まとめ
- PERは利益に対する株価、PBRは資産に対する株価、配当利回りは配当金に対する株価を示す
- TX株式会社の配当利回りは東証グロース全銘柄平均より高く、配当利回り比較で割高と判断できる